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江戸の子育て読本

先日読んだ、アドラーの叱らない子育ての対極にあるのでは?と思い、こちらの本を借りてきました。

江戸の子育て読本


江戸時代の武家とかしつけめっちゃ厳しかっただろうに、どうしていたんだろう?と興味を持ったのがきっかけですが、読んでみてわかったのは、江戸時代にも現代と同じくスパルタ論と自由でのびのび論が混在していたらしいということ。どちらが主流かわかりませんが、それぞれ提唱する学者がいたそうです。

読んでいくうちにひとつ思ったのは、家族全員がある程度規律正しい生活をしていたため、家庭内に必然的にきちんとしなければ、と言う空気ができていたのでは?ということ。たとえば、家でくつろぐときも、ごろんと横になったりせず、ちょっと脇息に持たれて座る程度だったとか。家の中の空気が、今と違ってもう少し厳しい感じだったから、変にイヤイヤしたりしなかったのではないかと。

もうひとつ、今ほど早くから自立を求めていなかったのではないか?と言う感じがしました。「2歳になったら子供を抱っこしてご先祖様に手を合わせてご挨拶することを教えましょう」みたいな記述があったんですが、例えば今は離乳食期になったらお食事椅子に座らせますが、昔はそんなのないわけだから、ずっと膝の上で食べさせていたのではないか?と思いました。膝の上に座らせて甘えさせつつ、食事のマナーを教えていた?なんて思いました。

手習いも6歳とか7歳とかからスタートで、それまではどちらかと言うと挨拶とか礼儀重視で、基本的にはのびのび育っていたのではないかなあ、と伺えました。

やっぱ家の中の空気、雰囲気は大事なのかも。子どもにきちんとすることを求めるのならまずは親からだな。飲んだくれてばかりではいかんな(苦笑)、がんばります、はい。





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アドラー叱らない子育て、やっぱりやめるよ。

一週間ほど前に、アドラーの「叱らない子育て」を読んだ話は書きましたが、少し声かけの仕方を変えてみた1週間。ちょっとうちには合ってないような感じなので、やっぱりやめようと思います。

合っていないというのは、私が働く母で、ちーちゃんが親の血を引くなかなかの頑固者、と言うのが大きな理由。

意外に冷静な声掛けが実践できたこの一週間。たぶん体調が良かったからイライラもあんまりしなかったんだと思うのだけども。そんな私と対照的に、ちーちゃんは体調不良もあってイライラMAX!なんというか、「ウァァァァァァァーーーーーーー!!!!!」と言う感じ(笑)。ストレスたまっていたようです。

で、頑固者なちーちゃんに合っていないというのはですね、例えば「まだテレビ見る!お風呂入らない!」という主張を通したいときに、こちらは「でももう寝る時間だよ」「お風呂入らないと明日保育園でくさいくさいって言われるよ」と冷静に言い続けるんだけど、「もうぉおおおお!ママいじわるいじわる!」から始まり、「うぇーーん!!!!ママに怒られたー!!」になり、なおもこちらが「うんうん、テレビ見たかったねー、でももうお風呂の時間になっちゃったよ」と言い続けると、ボリュームがさらに倍(苦笑)。さらに手足バタバタさせて暴れまくる、合間に抱っこ抱っこと言いまくる、叫びまくる・・・たっくんきょとんとする(笑)。

どうも淡々と諭すことで余計にヒートアップしている感じ。自分もよく癇癪起こす子だったんだけど、やっぱり相手が理解してくれないとヒートアップしてしまう気がする。理解するというのはこの場合「テレビが見たかったことを認めてくれる」ではなくて、「テレビを見せてくれる」ということ。「見たかったね」くらいの共感を示されたって、見せてくれない=自分の意見を無視されたように感じてしまうわけで。

ということで、叱らないと結果的に、ちーちゃん自身が引き際がわからず、エンドレス癇癪に突入してしまうので、1段階上の癇癪に行く前に叱って落ち着かせたほうがいいという私の結論。

ここで、1時間でも2時間でも付き合えるなら、いずれ癇癪の時間も短くなって落ち着いてくるのかもだけど、さすがにそれ無理。何かにつけて子供をせかさないと、生活が回って行かないのが共働き家庭。なので、働く母には厳しいと。

叱り方にはもう少し工夫が必要かなあ、と思いつつ、いろいろ実践中。

これくらいの子の癇癪は親に負けたくないだけ、とよく言われるけども、今日思いっきり言われましたよ、「ちーちゃん負けたのに何でそういうこと言うの!」って。朝タブレットやってて服着替えないのでね、またイヤイヤしはじめてね。それで方針変更して叱ったのだけど、最後に「しばらくタブレットはお休みね」と言ったら、先の発言。やっぱ勝ち負け競っとったんかい(苦笑)。

すんなり生活がまわっていくように、イヤイヤ回避のためにまだまだ試行錯誤が続きそうです(苦笑)。




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叱らない子育て(アドラー心理学)

タイトルが長いんで端折ってしまいましたが、これを読みました。

叱らない子育て アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!(岸見一郎)

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昨日の挨拶の件もそうですが、最近叱ることに関していろいろ考えるところがあり、世の中のブームの叱らない子育てと、従来の厳しく躾ける子育てと、両方の話を見てみようと思って、まずはアドラー関連の本をいくつか借りてきました。この本が一番しっくり来たのだけれども。

著者の方、ベストセラーの「嫌われる勇気」の人なんですね。知らずに借りてきた。

結論から言うと、ちーちゃんには合っているかもしれない。でも考えるより先に行動に出てしまう、やんちゃ系KIDSには向いてないだろうなあ、という印象。

叱らない、という言葉だけが独り歩きして、悪いことをしても放っておく、というふうに誤解されているような気がするけど、それはちょっと違う。叱る、というのは相手を下に見ているから、叱るわけで、対等な立場、例えば配偶者や友達に対してそういう言い方をするか?しないでしょう、だから子供を対等に見て言い方を変えよう、そんな話でした。

例えば電車の中で大きな声を出していた時に「静かにしなさい!」と子供を叱ったりするけれど、これが相手が大人だとこういう言い方しないでしょ、と。「みんなの迷惑だから、静かにしてくれると嬉しい」というような言い方をするでしょう、と。

叱る、ということがどういうことか、叱られる子供がどういうふうに感じているか、それが中学生くらいになったときにどう反抗期になるか、とか、そういうことが書かれていたのだけど、昔の中学校が荒れていたのは、まさに叱りすぎが原因だったのかもな、なんて思いました。今は「15の夜」聞いても盗まれたバイクの持ち主に共感しちゃう世の中だから、尾崎の生きた時代とずいぶん変わったと思います。

また、同時に、ほめる、も相手を下に見ているからよくないそうで。自分の用事に付き合って子供が1時間おとなしく待てたら、たいていの親は褒めるけど、相手が大人だったら褒めたりしないだろう、なんと言う?ありがとう、と言うでしょう?と。
叱らない、褒めない、子供を対等に見て声掛けをする、なるほどな、と思いました。

ほかにもいろいろ書いてあったんですが、本の後半に行くとなんか「あーはいはい、そうは言ってもねえ」みたいな内容も多くて流し読みしてしまったのだけど、前半はかなり良かったです。

著者の岸見さんは、子育てで行き詰ったときにアドラー心理学と出会ったそうで、子育て経験者だからこそ、「一番親がやってほしくないタイミングで、子供は困ったことをする」とか、あるあるが多くて、なるほど、と思うことが結構ありました。

ただ、最初に書きましたが、この本では子供が叱られるような行動に出るのは注目されたいから、悪いということはわかっていてやっている、という前提になっていますが、考えるより先に行動が出ちゃうようなやんちゃキッズには実践するのは難しいと思う。やんちゃキッズだって悪いことはわかるんですよ、後でね。でも衝動で動いちゃうから、何度言われてもなおらない。まあ、叱られたところでなおらないので、それはそれで一緒なのかもしれないけど。こういう子には別のアプローチが必要なんだろな。

ちーちゃんには合いそうな感じがするので、少し頑張ってみようかと思います。最近怒るとすぐ泣くけど、怒ってないのに「ママ怒らないで(怒)!」と言われるのでなー。

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のぶカンタービレ!全盲で生まれた息子・伸行がプロのピアニストになるまで

最近ちょくちょく図書館で本を借りて読んでいる私ですが、少し前のこれを読みました。

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全盲のピアニスト、辻井伸行さんのお母様が書かれた本で、辻井さんが大学入学するあたりまでの話で、幼少期から17歳で参加したショパンコンクールあたりまでがメインのお話になります。

ピアノと言うことで、ちーちゃんにせかされながら図書館をぐるっと回っていた時にたまたま目についた本で。辻井さんのことは、アメリカのコンクールで優勝されたときにニュースになっていて初めて知ったのだけど、子供のころから既に有名だったみたいですね。

お母様の著書ということで、辻井さんが赤ちゃんの時のエピソードから始まるんですが、もうあれですね、育て方云々より、辻井さん自身が音楽の才能を持って生まれてきたとしか思えない、というかこういういい方はよくないのかもしれないですが、視力を奪われた代わりに音楽の才能を与えられた、と言いたくなるレベル。お母様の書き方が上手なのか、そんな印象を持ちました。

生後8か月で音楽の才能があるのでは、と考えた母、1歳半からピアノを習わせます。1歳半から教えてくれる先生自体を探すのが難しいのに、さらに全盲の子を教えるということで、先生探しは相当大変だったと思います。今みたいにネットのない時代なので、タウンページ見て電話かけまくったとか。

でもお母さんの気持ち、わかる気がする。全盲と言うことで、子供の将来がすごく不安で、何かしら身を立てられそうな可能性があれば飛びつかずにはいられなかったんだろうな、と。

1歳半で教えてくれる先生が見つかり、先生のお膝の上でピアノを触ったりするところからスタートしたそうです。そして小学校に入るころには、そこらの子よりもずっと弾けるようになっていたとか。

とにかくお母さんはピアノのことだけを考えて、ピアノだけを優先したよう。全盲で生きていくのに必要なことは盲学校で教えてもらったとのことで、とても感謝されているようでした。

小学校5年くらいでピティナの金賞を取ったそうですが、その頃からお父さんが「ピアノだけできてもだめだ、お前くらいのころにはこんな本を読んでた」とか言い出したり、学校も「中学校では盲人として自立する訓練をしていきます。ピアノだけというわけにはいきませんよ」などと言われたりしたそう。それでもお母さんはピアニストの10代は大事な時期、と考えてピアノを優先できるよう中学校は別の盲学校に行ったり等、対応してきたそう。

でもお父さんの不安もわかる気がする。ピティナの金賞で、急にピアニストが現実味を帯びてきて、それはそれで不安になったんだろうな。障害とは別の部分で、芸術家って不安定な職業だし。

17歳でショパンコンクールに挑戦したとのこと。ショパンコンクールの部分は「ピアノの森」のおかげで仕組みや雰囲気が容易に想像できてよかったです。

とにかく辻井さんが才能あふれすぎていて、正直なところ子育て本としては参考にしづらいのだけど、お母さんがブレない、というのは大事なことなのかなと。あとお母さんの行動力。お母さんの行動力が辻井さんの可能性を広げていったと言っても過言ではない気がする。人脈を大事にするとか、そういうことも含めて、やっぱ親のがんばりだよな、というのを改めて思ったのでした。

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「ヨコミネ式」天才づくりの教科書 いますぐ家庭で使える「読み・書き・計算」の教材 感想2

ヨコミネ式に限らず、どうも私たちは子供たちに「子供であること」を無意識に望んでいる気がします。難しい漢字が書けるとか、計算がすごいとか、跳び箱がすごいとか、小学生顔負け、いや大人顔負けの優秀な子供に対して、「可愛げがない」と思ってしまう傾向に、まあ私もあります。

何もできないほうが子供らしくてかわいい、ってね。

ていうか、特に男の子は調子に乗りやすいから(笑)、何かがものすごくできて「すごいね」と言われると「こんなの簡単」と言っちゃったりするので生意気感が加速するのかもしれない(苦笑)。

なので、どうしても結果だけ見せられると「軍隊みたい」とか思って、無理やりやらせてるんじゃないかとか思いますが、そういう感じではなく、子供競争したがる心理、ちょっと難しいことをしたがる心理、前回のエントリで書いたような子供の特性を生かして、大人が環境を用意してやるだけで、自分から楽しんで勉強も体育もやる、ヨコミネ式はそういうメソッドなんだな、と思いました。

だからこそ、これは家でやるというより、保育園・幼稚園でやるからこそ効果が出るものだと思いました。まあ、家でもできなくはないですが、「あの子よりうまくなろう」「あの子ができるから頑張ろう」という気持ちが原動力になっているので、やっぱりお友達がいるところのほうがいいと思います。

大人が環境を用意してやる、というのは例えば漢字や計算のプリントもちゃんと先生が採点してフォローしていて、1つクリアすれば次のちょっと難しいものが差し出される、というのがうまく機能しているのではないかな、と。公文とかも同じ理屈なんだろうな。先生は書き取りを見る人と、計算を見る人二人いるとか、結構手厚いし、本を読む限り、子供たちの進度とかをきちんと把握している感じで、ここまで面倒見がよいとしっかりできるようにもなるな、という感じがしました。

また、横峯さんは理事長として、園内をぶらぶらしているようですが(笑)、時々頑張っている子にお菓子を上げたり、ジュースを買ってあげたりすることもあるそうです。それで頑張れるなら、たまにはそういうので釣ってもいいじゃないですか、とのこと。この辺はおじいちゃん的な感じですね(笑)。

また、先生方も創意工夫されているようで、毎朝子どもたちへのメッセージが黒板に書かれているそうですが、そこには「○○くんは逆立ちを頑張っています。あとちょっとでできそうです。XXちゃんはあと少しでGoodが50個です。今日も一日頑張りましょう」というような、子供を褒める言葉が書かれていて、日替わりでいろんな子が褒められているのではないかな、と推測します。こういった気配りがいろいろあるのだろう、というのがうかがえて、それが先生と子供の信頼関係になっているのかな、と思いました。

それから、男女の違いについて。基本的には男女平等ですが、男子だけレスリングがあること、夏合宿では男子は川遊び、女子はカレー作りで別れること、が書かれています。これは男子女子の特性を生かして、こうしているとのことでした。特に男子のレスリングは、始めてから子どもの喧嘩がぐっと減ったとのことで、暴れたいストレスをレスリングで解消させているのだそう。

上記でも書きましたが、基本的におじいちゃんの教育なので、やはり「男の子はたくましく」という考えがうかがえます。これは鹿児島という土地柄もあるかな、と思います。女の子はカレーを作ってお母さんのお手伝いを、というのは個人的にはちょっとな、と思いますが、カレーを作ってくれた女の子たちにありがとうを言いましょう、という先生の言葉で、よい教育をしているんだな、と思いました。なんだかんだ言って、たぶんまだまだ何十年も、例えば夫婦二人いれば女性が料理作りすることが多いでしょうし、その時にありがとうと言える男性にやっぱりなってほしいと女性としては思うのでね。

といういことで、やっぱり読んだ感想としては、これは家でやるより保育園・幼稚園のほうが向いてる、とは思いますが、巻末に保育園で使用しているテキストが載っていました。書き取りと計算ですかね。特に書き取りとか「あ」から始めずに「一」とか「1」とかから始めるのがすごくいいと思いました。「あ」って難しすぎるよね、1文字目にしては(笑)。

あ、あと日記を書かせるときのアドバイスもありました。幼稚園児にいきなり「今日あったことを書いて」と言っても無理。「今日給食何だった?」「ハンバーグ」「美味しかった?」「うん」「じゃあ、今日の給食はハンバーグでした、って書こう」みたいに、最初はリードしてあげたほうがいいそうです。そうすると何を書けばいいかだんだんわかるようになると。


そんなこんなで我が家でも数字カードが!旦那が頑張って教えたお陰でだいぶ数字が読めるようになった&11以降が言えるようになった!11以降の数とかね、おまけのおまけの汽車ポッポの方がいい!と長らく拒否されてたんだけどね(笑)。不本意ながら、覚えているらしい(笑)。

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プロフィール

きゃっぷ

Author:きゃっぷ
外資系企業でITやってますアラフォー、二児の母。4歳の娘ちーちゃん、1歳の息子たっくんと、アラフィフ旦那と板橋区で暮らしています。ゆるーく英語教育や幼児教育など中心のブログに路線変更することにしました。公立至上主義の岡山で育ち、旧帝大法学部を経て、なぜか東京でITやってます。

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